わたしが、車の免許をとったのが23歳の時。
本格的に車に乗り出したのが、田舎の会社に転職した29歳の時からです。なんせ車がないと生活できない所でしたから。
それまでは自分の車は持っていなくて、必要な時は、同じ職場の人の車を借りて乗っていました。
転職した田舎は、冬には雪も積もり、雪道なんて走ったこともなく、慣れていないせいか、何回か事故もしました。
また、それ以上に、あの時は危なかったとヒヤッとした体験があるんです。
車に乗ると性格が変わる
わたしは自分で言うのもなんですが、内向的でおとなしい性格です。
でも、車に乗ると性格が急変してしまうんです。
スピードは出すし、遅い車はすぐに抜かすし、乱暴な運転になってしまうんです。車という鎧を被っているせいか、気が大きくなるようなんです。
自分でもそれは自覚していました。
そのせいでもないと思うんですが、転職して、それほど日も経っていないときに、事故を起こしたんです。
それは、会社の帰り道に、同じ職場の人の後ろをついて走っていたんです。
道路に障害物があって、前の同僚の車について走って右に避けた所、前から来た車が突っ込んで来て、ぶつかってしまったんです。
お互い怪我はなかったんですが、わたしの車の右サイドに傷がつきました。
実は、相手は酒気帯び運転だったんです。
わたしがもう少し車間距離を取っていれば、避けられたのかもしれなかったという思いもありましたが、新車が傷ついたことに落ち込んだことを覚えています。
雪道でも怖い物知らず
車に乗ると性格が変わるのは、雪道でも変わらず、ある程度慣れたと思ったら、そこそこ飛ばして走っていたんです。
でも、やっぱり雪道でのスピードの出し過ぎはよくありません。多くの失敗をやらかしました。これは経験して痛感しました。
まずは、これも会社の帰り道。
雪道をある程度飛ばして帰っていたんです。すると突然スリップして、車をコントロールできずに、道路の左側の脇に突っ込んでしまったんです。
そのままでは車は動かず、その道を通る車が止まってくれて複数の方が助けてくれました。その節は、ご迷惑をおかけしました。
ありがとうございました。
次に、今度は朝、出勤する時です。
その日は早出だったんです。少し遅れ気味だったので、雪道でしたが、これくらい大丈夫だろうと飛ばしていたんです。
左カーブのところで、またスリップして、コントロールできずに、今度はガードレールにぶつかってしまったんです。ガードレールがなかったら、まともに川に転落したいたところでした。
ヤバいと思いながらも、早出だし、なんとか会社まではいかなくてはという思いだけが頭の中にありました。そして、急いで、車を走らそうとするんですが、走らないんです。
エンジンはかかっているのに、アクセルをふかしてもうなるばかり。全く進む気配がないので、諦めました。
あとで、車屋さんに聞くと、ドライブシャフトが抜けていたそうです。マジですか!?
車は廃車となりました。
その次は、夜勤の帰り道。
この時も雪道で、ちょうど右カーブでスリップして車は180度回転して、対向車にぶつかって田んぼに落ちました。
スピードはそれほど出していなかったはずなんですが、タイヤがへたっていたのか、見事にスリップしてしまったんです。
わたしは夜勤の帰りですが、対向車線は、通勤の車の時間帯です。もちろん交通量もそれなりにありました。スリップしたときに、対向車がいるのがわかったので、ヤバイと思いましたが、もうどうしようもありませんでした。
わたしは首を強打し、またまた車は廃車。
なんとぶつかった相手は部署は違うんですが、会社の上司だったんです。幸い、その上司の方には怪我はなく、車だけ傷ついた状態でした。
わたしの首も大したことなく済みましたが、いい加減、雪道をなめるのはやめようよと、当時の自分に言いたいです。
一番ヒヤッとした体験
雪道では、何回かやらかしましたが、雪道以外でもヒヤッとしたことがあったんです。
その日も、会社の帰り道。
片側一車線の信号のない道路を右折しようとしてたんです。
左方向の車線には、車が詰まっており、なんとか入れてもらって、道路の半分ほど進んだところで、右方向への車が来ないか左側を確認していたんです。でも、左方向の車がつまってて、邪魔でよく見えていなかったんです。
それである程度確認して、よし大丈夫かなと右折しかけたところ、一台の車が右方向へ走り抜けて行ったんです。
ヒヤッ!!!
もし、もう少し早くわたしが車を動かしていたら、大惨事になっていたかもしれません。命拾いをしました。
今考えると、この時も出るのを一瞬遅くなるように、大きな力から守ってもらったんだと思っています。
本当にありがとうございます。
それにしても、心臓が止まる思いでした。
何台廃車にするの!?
その後、事故らしい事故はありませんでしたが、車のトラブルは幾度かありました。
休日に買い物に出かけた帰りに、車の調子が悪くなり走らなくなってしまったんです。急にエンジンが止まり、その後もエンジンはかかる様子もなく、どうしようもありませんでした。
あとで聞けば、オーバーヒートだったようで、冷却水が全くなかったと後で聞きました。
わたしも点検してなかったから悪かったんですが、車は廃車になりました。徐々に漏れていたんでしょうね。
そういえば、数日前から調子悪かったんです。車のエンジン音が高かったので、なんでだろうと思っていたんです。(早く気づけよ!)
また別の車でのこと。
走行していると、何やらリアのあたりで、音がするんです。カラカラと割と大きな音が。最初、なんの音か分からず、だましだまし走っていましたが、確認してみると、下回りが腐食して穴が開きかかっていたんです。
その状況をうまく説明できませんが、自分なりに処置をしながら走っていたんです。しかし、溶接しないと治らないような箇所だったし、結局、修理できずに廃車となりました。
また別の車でのこと。
走行していたら、エンジンの調子が悪いし、水温も高かったんです。確認すると、冷却水が減っているんです。
なんだ冷却水が少ないだけかと思い、補充して安心して、走行していると、また同じような症状が出てくるんです。見るとまた冷却水が減っているんです。
この時は、原因を自分で確認し、おそらくウォーターポンプの故障だろうと、部品を手配して、自分で修理しました。
この車は、のちにタイミングベルトと他のベルト類も自分で交換しました。
中古の安い軽ばかり乗っていましたから、どれもあまりいい車では、なかったのかもしれません。
しかし、何台廃車にすれば、気が済むのでしょうね(笑)
事故とトラブルで目が覚める!
車に乗ると性格が変わっていたわたしでしたが、車を運転していくうちに、徐々にスピードも控えめになり、安全運転を心がけるようになりました。
スピードを出したところで、事故を起こしては一生を台無しにしてしまうし、違反して捕まっても意味ないですしね。そして考えを改めて、慎重に安全に運転するようになりました。
世間では、煽り運転が問題になっていますが、お互い譲り合いの精神を持って、ゆとりを持って運転したいものですね。
過去の自分の運転は、反省しています。
大きな事故にならなかったのが、せめてもの救いです。
ありがとうございます。
あなたも、ぜひ安全運転でお願いしたいと思います。
まとめ
- 運転すると変化する性格
- 無謀な雪道運転
- 間一髪の出来事
- 車はトラブル続き
- 過去の自分を反省
今となっては、大きな事故をする前に、心を入れ替えられてよかったです。
あの、ヒヤッとした体験は本当に、助けられました。ほんと、間一髪でした。危なかった!
今思い出しても、身震いがします。
この出来事も、やはり大きな力に守っていただいたと信じています。
ありがとうございます。
今日もあなたが至福感に包まれますようにお祈りしております。
ありがとうございました。