はっきり言ってゴルフなんて、全く興味がなかったんです。一生関わることもないと思っていました。
それがなぜか、一時期わたしの周りでゴルフの話題が増え、会社でも、ご近所さんからも誘われることが増えたんです。それで、一度だけならと経験することになったんです。
40歳目前にしての初ゴルフ。
初めての打ちっ放しから、初ラウンドを終えて、自分の中で何かがフツフツと燃えるものを感じたんです。
ゴルフに全く興味なし
ゴルフなんて、わたしにとっては興味のないものの一つでした。それゆえ、ゴルフに関しては何の知識もないし、全くゴルフとは無縁の生活だったんです。
興味がないので話題にもしないし、一生関わることのないものだと思っていました。
それがどうしたことか、わたしの周りがなぜか、日々の生活の中で、『ゴルフ』という言葉が増えてきたんです。
ゴルフはおっさんのスポーツというイメージがあったので、年齢も関係しているのかなあ?
不思議な感じはしましたが、わたしには興味がないことなので、気にしないでいたんです。
なぜかゴルフが活発に
そして、会社でも、近所の人たちも、みんながゴルフの話をするようになっていったんです。
そのうち、わたしにも声がかかったんです。「ゴルフやってみないか?」と。
ゴルフなんて興味がないことだし、クラブも何も持ってないし、お金がかかりそうだし、ゴルフなんてまったくやる気がありませんでした。実は、当時は釣りにどハマり中だったのもあります。
「ゴルフに行くなら、釣りに行く。」といって、断り続けていたんです。
会社でも誘われ、近所の人からも誘われ、なんで急にみんなゴルフをするようになったんだと、不思議でした。
断り続けるもついに・・・
そんな感じでずっと断り続けていたんですが、近所の人から、「クラブ貸してやるからいっぺん行こ!」って、言われたんです。
でも、いくらクラブ貸してくれたとしても、ゴルフは興味ないしまったく行く気はしませんでした。
その後も何回も誘ってくれるし、近所の付き合いもあるしで、嫌々ながらも一度だけならと、誘いに応じることにしたんです。
行くとは言ったものの、本音は嫌だなあと思っていました。
初打ちがなぜかそこそこ
ゴルフに行くといってから知ったことなんですが、近所の人たちは、わたしをコンペに参加させたかったようなんです。
要は、コンペの人員確保のためだったようなんです。まあ、そうはいうものの、その時はそうなんだという感じで、あまり深く考えることもありませんでした。
しかし、いきなりラウンドは厳しいだろうと、コンペの前に打ちっ放しに連れて行ってくれたんです。
自分で言うのもなんですが、運動神経はいい方だったので、近所の人たちもわたしに対して、そこそこできるだろうと考えていたみたいです。
しかし、全く初体験のゴルフです。クラブの握り方も打ち方もわかりません。
一から教えてくれるのかと思いきや、「まあ、好きなように打ってみて。」って感じで、何も教えてくれません。それで、わけがわからないまま、打ち始めることになったんです。
すると、案外まともに打てたんです。「うまいなあ。」と言われ、「それならコースに行っても大丈夫や!」と言ってもらったんです。
こんなんでいいのかなあと思いながら、訳がわからないまま自分なりに考えながら、その後もボールを打っていました。
ビギナーズラック?の初ラウンド前半
打ちっ放しも済んで、それでもコンペの前に経験しておいた方がいいと、コースに連れて行ってもらいました。
何にもわからない状態での、初ラウンド。どうなりますことやら。
ティーショットはドライバーを使うというのは、なんとなくわかるのでいいのですが、セカンド以降、どのクラブを使えばいいのかがわからず、悩みました。
クラブごとの飛距離なんて把握していないし、まして初心者なので毎回飛ぶ距離も違うしで、マジでわからなかったですね。一緒に回ってる人たちは、どれでも好きなクラブで打てばいいと、ほったらかし状態でした。
だから、他の人が使うクラブを見て決めたりして、そんな感じでラウンドしていきました。
それでも必死のパッチで回って、前半のスコアは、57で終えることができました。
後半は初心者レベルに落ち着く
休憩をはさんで後半です。
後半は、前半のようにはなかなかいきません。休憩で飲んだアルコールのせいなのか、もうボロボロでした。前半はなんだったんだと思うくらい、後半はくずれました。
スコアは74。トータルで131でした。
前半が良すぎだったからびっくりしたけど、初心者ならこのスコアが当たり前と言われ、そういうものなのかと納得したようなしないような感じでした。
でも、心の中では、本当は悔しい思いでいっぱいだったんです。
緊張の初コンペ
初ラウンドを終え、その後、コンペに参加しました。初ラウンドの時とはうって変わって、ギャラリーが多くて、緊張しまくりでした。
案の定、スタートホールは見事に空振りでした(泣)。
穴があったら入りたい気分でした。まあ、わたしが初心者ということはみなさんわかってくれていたので、大笑いされることなく、最初はそういうもんだと、暖かく見守ってくださいました。
ありがとうございました。
ちなみにスコアは137でした。緊張のせいか、初ラウンドよりも悪かったですね。
ゴルフはまったく興味がなかったし、長く続けるつもりもなかったんですが、その後も誘われ、何回かラウンドに連れて行ってもらいました。まあ、付き合いだし、仕方ないよなあと。
ラウンドしていくうちに、やはりもっと、うまく打ちたい、もっといいスコアで周りたいと思うようになるのは、当然だと思うんです。ですから、自分なりにゴルフに関する知識を増やしていったんです。
輝きが違うアイアン
何回かラウンドするうちに、気づいたことがあったんです。
カートの後ろにゴルフクラブを入れたキャディバッグを並べますよね。その中で、わたしのクラブ(アイアン)だけ、他の人と輝きが違うんです。
何この違い!と思うくらい違っていたんです。
みなさんのは輝きがあって、わたしのは、全く輝きがなく、素材自体が違うのか、それにしても違いすぎる!
とにかく、恥ずかしいという感情が出てきていたんです。
もちろん借りてるクラブだから、文句を言ってはバチが当たりますが、その時初めて、自分のクラブが欲しいと思ったんです。
どっぷりゴルフ漬け
マイクラブを夢見て、まったくの無知の状態から、ゴルフ雑誌、テレビ、ネット等でゴルフに関することをひたすら吸収していきました。
そして、全く興味がなかったゴルフなのに、寝ても覚めてもゴルフのことを考えるほどになっていきました。
気がつけば、周りの誰よりもゴルフの知識を持つようになりました。
その後、念願のマイクラブも手に入れ、徐々に増やしていき、本格的にゴルフにのめり込む生活が始まるのでした。
ゴルフ上達の近道は、自己流よりはしっかり学んだほうが上達は早いですよ!
まとめ
- 興味のないゴルフ
- 周りがゴルフに目覚めた?
- ついにわたしにもお誘いが・・・
- 生まれて初めての打ちっ放し
- 初ラウンド前半はビギナーズラックか?
- 初心者レベルの後半
- 恥ずかしい初コンペ
- アイアンの輝きがほしい
- 寝ても覚めてもゴルフ
マイクラブを揃え、調整もしてもらい、100も切って、もう少し上のレベルにという段階で、環境の変化があり、今はゴルフから遠ざかる生活を送っています。
もちろんゴルフが嫌いになったわけではなく、今でも大好きです。
このままやめる気もないので、いつかできる機会を作って、また始めたいと思っています。
あれだけ、興味のなかったゴルフですが、こんなにも好きになるとは、自分でも驚いています。
やはり、何事も経験なんでしょうね。
経験すると、気付き、面白さ、難しさ、奥の深さ、などを感じると思います。これは何もゴルフに限ったことではないですね。
たったひとつの経験から、その経験から色んなことを学んだ結果が今を作っているんですよね。
要は、人生は、結局学びなんだと思うんです。学びが自分自身を向上させ、豊かな人生を作っていくと感じています。
自分の人生の質を上げるためにも、ダラダラと過ごす日々から、充実した日々に切り替えて、あなたの人生を楽しんでくださいね。
今日もあなたが至福感に包まれますようにお祈りしております。
ありがとうございました。