わたしの実家は、海に近いところにあります。海と言っても小さな漁港というか、波止場というか、そういったところです。
だから、小学生の頃はよく釣りに行ってました。いわゆる遊びの一種だったんですね。海だけではなく、池とかにもいったりして、とにかく魚や虫類を取るのが好きで、あちこち遊びに行ってました。
そんな釣りですが、わたし自身が成長していくにつれ、魚さんがかわいそうな気がしてきて、徐々に行かなくなりました。そして、もう一生釣りはしないだろうと思っていたんです。
気軽に釣りができる環境
実家が海から歩いて10分ほどの所なんです。だから、子どもの頃は海によく行ってましたね。
釣りをしなくても、浜辺の石をめくってカニを探したり、ゴカイを取ったり、フナムシを取ったり、そんなことをして楽しんでいました。
どちらかといえば、汚い海だったので、魚を釣っても食べるわけではなく、釣ることだけを楽しんでいた感じです。
いわゆる、公園で遊ぶとか、キャッチボールをするとか、そういった遊びの一つだったように思います。
釣りにこだわらず
釣りに関しては、海だけではなく、池とかにもよく行きました。
とにかく、虫とか魚、動物とか、そういったものが大好きなんです。
ザリガニ取りもよくしましたし、セミやバッタなんかもよく捕まえていました。夏は、セミを追いかけて、あちこち出かけていました。
カブトムシも卵を産ませて、飼育したり、犬や猫も好きですね。
要は、なんでも好きということなんです。
小さな虫から大きな動物まで、動くものが好きだし、興味がわくんです。
虫嫌いの人からすれば、気持ち悪がられるかもしれませんね。
釣りは一旦休止に
中学生になってからは、部活(卓球部)に熱中していたので、釣りからは遠ざかるようになりました。
そして、そのうち全く行かなくなりました。
心の中では、まだ好きな感情があったはずなんです。
でも、釣りって魚さんがかわいそうだし、もう釣りはやめようと自分に言い聞かせて、釣りを忘れようとしていました。
そんな感じで社会人になってからも、釣りからは全く縁のない生活をしていたんです。
それが、転職先の会社で思いもよらないことが起きたんです。
自分でもビックリするぐらい、心の奥にあった感情が爆発したようです。
再び再熱
転職した会社には、釣り好きが多く、定期的に釣り大会を開いていたんです。
そして、新入りのわたしにも、声がかかったんです。
わたしの中では、もう釣りはしないと決めていたので、断ったんです。
それでも熱心に、道具は貸してあげるからと誘ってくるので、根負けして行くことにしたんです。
それがまた釣りの世界に引き摺り込まれるとも思いもせず、イヤイヤながら参加しました。
約20年振りの釣りです。
全くの初心者ではなく、小学生の時とはいえ経験があります。
あれほど釣りとは縁を切ったと思っていたけれど、久しぶりにやってみてその面白さに負けました。
それ以来、釣りにのめり込むことになったんです。
ふかせ釣りで狙うちぬ(クロダイ)
再び再熱した釣り。
そこからは、今までの約20年分の空白を埋めるように、釣りに没頭することになりました。これほどまでに、釣りが好きだったなんて、自分でもビックリです。
今回、はまった釣りは、完全に海釣りで、それもちぬ(クロダイ)のフカセ釣り。
ちぬといえば、落とし込みやかかり釣りが有名ですが、わたしは、中通しの円錐うきを用いてのフカセ釣りで狙うちぬ釣りにはまったんです。撒き餌をして、レバーブレーキのリールを使います。
わたしは右利きなので、竿は右手で操作したいので、リールは左巻きです。ちなみは、タックルはシマノ派です。
シマノのフラグシップモデル テクニウム
釣り雑誌を買い、テレビも欠かさず見て、頻繁に釣り具屋に通い、時間があれば釣りに行くようになりました。もちろん会社の釣り大会にも、欠かさず参加。
この頃は、釣りのために生きている感じでしたね。インテックス大阪で毎年行われている、フィッシングショーにも行っていました。
何かに熱中している時が、一番楽しいですね。この頃を思い出すだけでも、楽しくなります。
まとめ
- 釣りに気軽に行ける環境
- とりあえず虫類が好き
- 釣りとはお別れ
- 劇的な再会
- ちぬのふかせ釣り
あれだけ熱中した釣りですが、会社をやめたり、離婚、引越しと様々な環境の変化もあり、ここしばらくは、釣りから遠ざかっています。今後はまだ未定ですが、また行けばすぐに夢中になるだろうと思っています。
最近ちょっと気になっているのが、釣り人のマナーについてです。
立ち入り禁止の場所に入ったり、ゴミ問題もあります。
一部のそういった人にために、釣り人が全て悪く見られてしまうのが、心が痛いですね。釣りができる環境に感謝して、誰もが楽しめるように、一人一人が気をつけてもらいたいなと思っております。
誰もが気持ちよく、釣りを楽しみたいですからね。わたしも気をつけます。
今日もあなたが至福感に包まれますようにお祈りしております。
ありがとうございました。