至福

最初に夢中になったものは中学生の時になんとなく入った卓球部だった

私には一つ上に兄がいます。下に妹も二人います。小学生の頃は、地域の子ども会で、野球やソフトボールをしていました。


中学生になり、本来なら野球部に入る予定でしたが、兄貴が先に野球部に入っていたこともあり、野球部に入るのはあきらめたんです。

その頃、兄との仲は良くなくて、ほとんど会話もなく、まして同じクラブなんて考えられませんでした。


本心は、野球部に入りたかったはずですが、きっぱりあきらめて違うクラブを選びました。


そのクラブが卓球部だったんです。

本当は野球が好きだった?

小学生の頃にやっていた野球は軟式で、ソフトボールもやっていました。

ポジションはセカンドかショートでした。ソフトボールはピッチャーもやることが多かったです。

 

もし兄貴が野球部じゃなかったら、確実に野球部に入っていたと思います。

でも、野球の経験があるというだけで、そこまで野球が好きだったのかと考えると、本心では、そうでもなかったのかもしれません。

 

そのおかげ?で、未知の卓球の経験ができたわけで、それはそれで良かったと思っています。

 

でもなぜ卓球部なのか?

 

クラブに入るなら運動系がいいと思っていましたが、その中でなんとなく、手軽そうで、面白そうかなという感じだったと思います。

やればのめり込む

わたしは元々、興味を持てばのめり込む性格なんです。

 

他のことは二の次に、頭の中は興味を持ったことで埋め尽くされます。それゆえ、中学の3年間は卓球に没頭していました。

雑誌を買って研究したり、好みのラケット、ラバーを選んだり、憧れの選手の真似をしたり、今思えば、楽しい思い出です。

 

当時は、中国が強かったんです(今もそうですが)。

その強い中国の前陣速攻の戦い方に憧れて、中国式のペンホルダーに表ソフトのラバーを貼っていました。

 

今はペンホルダーのラケットは少数派で、ほとんどシェークハンドになっていますね。

ルールも21ポイント制から11ポイント制に変更され、ボールの大きさ、素材も変わり、新しい技術(チキータ)なんかもありますね。



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わたしがやっていた卓球とは、まるで別のスポーツのようになってしまいましたが、今でも興味はあります。

精神の弱さがゆえに・・・

中学の時にのめり込んだ卓球ですが、小さい大会では優勝したりもできました。

 

しかし、すこし大きな大会になると、まるで歯が立たないんです。

もちろん、強い選手も多いですし、何しろ雰囲気の違いもありました。

 

自慢じゃないですが、わたしは内向的で大人しい性格なので、精神的に弱かったんです。

 

初めての場所、初めての対戦相手になると、極端に緊張して、普段通りにプレーできないんです。

 

まあ、言い訳ですが、それでも自分なりに頑張った卓球人生(大げさな)だったと思います。

充実した3年間

いろんなことが思い出される、中学の3年間ですが、それほどつらい思い出はないですね。卓球に捧げた3年間でしたね。

 

その後、進学した高校には野球部がなく、もう卓球は燃え尽きたし(笑)クラブはもういいかなと思っていました。

 

クラスメイトから、熱心にラグビー部へ誘われていたんですが、やったことないし、体も小さいし、やれる自信もなかったので、断っていたんです。

それでも、何かしらクラブに入ろうかなと、とりあえず、また卓球部に入ったんです。

 

しかし、その高校の卓球部というのは、顧問の先生も卓球の経験がありませんでした。

おまけに、在籍する先輩よりもわたしの方が一番強いという状態だったんです。

 

もっと、レベルが高いクラブなら、一生懸命続けてたかもしれません。

あまりにも続けるにはお粗末な状態だったので、すぐにやめてしまいました。

 

自分が先頭に立って、クラブを引っ張っていくということも出来たかもですが、当時のわたしには、そこまでのやる気はありませんでした。

 

その後はどこのクラブにも属さず、帰宅部になりました。

まとめ

  • 野球部に入る予定が・・・
  • 興味を持てば一直線
  • 精神力が弱い
  • 環境が大事

社会人になって、初心者向けの卓球のクラブに誘われて、少しの間コーチみたいなことを経験したこともあります。

そんなたいそうなクラブではなく、本当の遊びみたいなところでしたけどね。

 

それからは、卓球からは遠ざかっています。たまに、テレビや動画で見るぐらいです。

 

今の卓球は、11ポイント制ですが、わたしがやっていた頃は、21ポイント制でした。

試合が早くなった分、面白みが少し失われた気がします。11ポイントって、ある程度ポイント差がつくと、勝負の行方が分かってしまうように思うんです。

 

また、タオルで汗を拭くのも、点数が6の倍数の時だけなんて?です。

もし今、わたしが試合をすれば、おそらく汗を拭くタイミングもわからないでしょうね。

 

いずれにせよ、卓球が嫌いになったわけではないので、今後も自分なりに楽しみたいと思っています。

 


今日もあなたが至福感に包まれますようにお祈りしております。
ありがとうございました。

-至福