実家の近くには、神社がありました。そして、よくそのそばを通っていました。
ただ神社があるというだけで、特別な思いとかは全くなく、なんの興味もありませんでした。|
参拝した記憶はといえば、親に連れられて、初詣に数回行ったくらいしかありません。それほど、神社や神さまとは無縁の生活をしていたんです。
そんなわたしがようやく、神さまに興味を持つようになり、神社参拝にも行くようになったんです。
何がそうさせたのでしょうか?
神社イコール屋台
実家の近くに神社があったわけですが(いやもちろん今でもありますよ)、わたしは、神社やら神さまやら、そんなことには全く興味がなかったんです。
今から考えると、もっと神さまと早くから繋がっていれば、違った人生だったのかなあと思います。まあ、とにかく、家の近所に神社があろうが、そんなことはまるで気にせずに、過ごしていたというわけです。
その神社は、規模的にはそれほど大きくはないですが、参拝した記憶は、親と一緒に初詣に数回行ったことぐらいしかありません。
わたしの中では、神社といえば、屋台だったんです。
初詣に行けば、様々な屋台が立ち並んでいるわけですから、そのお店が目当てで、出かけていたようなものでした。
初詣という名目で行くのですが、本音は、屋台目当てのために出かけていたというわけです。
それも、近所の神社では規模が小さく、屋台が出ても1件か2件なので、電車に乗って、わざわざ大きな神社に行っていたんです。もちろん、屋台が目当てですから、参拝は二の次でしたね。
神さまをおろそかにした末路
社会人になり、転職して田舎に引越ししても、神社には、初詣に行くぐらいでした。そもそも、初詣さえ行かないこともありました。
引越しした田舎には、立派な一宮と呼ばれる、社格の高い神社が近くにありました。全く興味のないわたしは、そんなことは知らずに、こんなところに神社があるんだという感じでした。ほんと罰当たりな奴ですね。
だからなのか、その地には、18年住むことになるのですが、その後の生活はいいところがなく、結局はその地を離れることになるんです。
新車なのに、酒気帯び運転の車にぶつけられる事故。アパートの騒音問題。ペットの問題。引越し先の中古の一軒家のトラブルおよび、怪しげな出来事。家庭内トラブル。会社内の人間関係。借金、退職、離婚・・・などとありとあらゆることが起きました。
これも、今となっては、神さまをおろそかにしてしまっていたことが原因なのではと思っております。
神話を忘れた民族は100年以内に滅びる
そのトラブルだらけだった地を離れて、全く縁もゆかりもない土地に引っ越すことになり、ガラリと環境が変わりました。
とはいうものの、それでもしばらくは神社とか、神さまに関しては、無関心のままでした。
そんなわたしでも、やはり、自分の人生をよくしたいと思うわけです。開運とか、占いとか、運勢とか、そういったものには、興味があったんですね。
そしてようやく、開運のためには、神社参拝が欠かせないということを知ったんです。
マジか!?そうなのか?
そこから、徐々に興味が沸くようになり、神社の場所、神さまについて、調べるようになっていったんです。そして、必然的に古事記についても興味を持つようになりました(まずは漫画ですが)。
わたしが選んだ、まんがの古事記はこれです。
その内容になんて面白い世界なんだと、神さまって何者なんだ?これが、神さまなのか!と目から鱗が落ちる衝撃を受けたわけです。
なんでもっと早くに興味を持たなかったんだろうと、もっと早くに知りたかったなあと思ったものです。
「神話を忘れた民族は100年以内に滅びる」とは、イギリスの歴史学者トインビーの言葉ですが、忘れるも何も、教えてもらっていないのだから、知らないんです。
わたしもそうでした。古事記を読んで、『因幡の白兎』の物語だけは知っていましたが、逆にこの話が神さまの話だったのかという、驚きがありました。
戦後もうすでに75年以上経っています。このままでは、日本はヤバイのかもしれません。ですから、国民の一人一人が学校で教えなくなった、自国の神話に目覚めてほしいなと思っています。
神さまからのメーセージ
神さまに興味を持つまでは、もちろん日常で何かに祈るということはなかったですね。ただ何も考えずに、その日暮らし的な感じで過ごしていました。それでも、自分の人生をよくしたいと、開運から、神社、神さまに興味を持っていったんです。
そのうち、自宅に神棚を設けたほうがいいということを知ったんです。
最初は、神棚なんて大げさなと感じていたんです。そもそも、神棚なんて売ってるの?どこで買えるの?というレベルでしたから。
その後、アマゾンでも買えると聞いて、びっくりしたことを覚えています。そして、ホームセンターにもあることを知り、神棚って、そんなに身近なものだったのかと思ったものです。
興味を持ったからには、神棚を設置しようと思い立ち、小さくて、簡易的なものですが、今は自宅に神棚もあります。
あれだけ、興味のなかった神さまですが、これも、神さまが『いい加減興味持ってくれよ!このままでは、いい人生が送れないぞ!』と、しびれを切らしてわたしに教えてくれたんだと思っています。
神さま、ありがとうございます。
産土神社(うぶすなじんじゃ)
神さまに興味を持って、特に気にせずあちこちの神社に参拝しに行っていましたが、全てに人に、あなただけを担当する神さまがいて、その神さまとお会いできる産土神社があるということを知ったんです。
この神さまは、生まれたときから死後までをも守護してくださり、生涯変わることがないんだそうです。
これまで、神社ならば祀られている神さまが違うだけで、そして御利益が多少違うだけで、どこの神社に参ろうが同じでしょうと思っていましたが、自分の担当の神さまがいらっしゃるのなら、まずその神さまにご挨拶をしなくてはと思ったわけです。
そもそも、50半ばにして、初めて神社や神さまに興味を持ったわけですから、なおさら、今まで神さまをほったらかしだったわけで、その気持ちを強く持ったというわけなんです。
この産土神社は、個人が簡単に知れるというものではなく、専門家に調べてもらわないと、正確にはわからないようなので、わたしは、産土神社鑑定をお願いしました。
産土神社に興味のある方は、こちらの書籍を参考にしてみてください。
これまで、ないがしろにしていた神さまや、自分の担当の神さまに対して、これからは感謝の気持ちと、困った時には助けていただけるように、共に残りの人生を、一緒に懲りずに歩んでいただきたいと願っております。
よろしくお願いいたします。
まとめ
- 屋台目当ての神社
- 悪いことだらけの人生
- 自国の神話を知る
- 神さまからの知らせ
- 産土の大神さま
今考えると、よく神さまのことを、興味なく過ごしてきたんだなと思ってしまいます。
『このままだと、こいつは神さまのことを考えることなく、一生を終えそうだぞ』と、神さまが、興味を持つように、助け舟を出してくれたんだと思っています。
神さま、今まで何も考えずに過ごしてきて、すみませんでした。また、気づかせていただき、ありがとうございました。残りの人生も、よろしくお願いいたします。
そんなこんなで、ようやく、神さまと共に歩む準備が整いそうなので、神さまに見捨てられなければ、これからの人生は上向きになっていくと信じています。
今日もあなたが至福感に包まれますようにお祈りしております。
ありがとうございました。