わたしは何でも、いじるのが好きなんです。自分でいうのも何ですが、割と手先は器用な方だと思います。
高校生の時にバイクに興味を持ってから、その影響でいじるための工具を集めるようになりました。もともと、バイク用に揃えていったものだし、十分な種類があるわけでもありませんでした。
車が必須の田舎に引っ越し、その車の修理が必要な状況が幾度か訪れました。
自分でできることは自分でやろうと、どれもこれも未経験でしたが、そんなことはお構いなしに、楽しみならがら、とりあえずやってみることにしたんです。
所有の工具と車
ある程度の工具は所有していましたが、バイク用に買ったものなので、ほどんどが3/8(9.5mm)の工具です。
1/2(12.7mm)のものは、スピンナハンドル(ブレーカーバー)と29mmのソケットが1つぐらいでした。
サイズの大きいボルトに対しては、コンビネーションレンチがあったので、何とかなるだろうと考えていました。
当時は、軽自動車が2台ありました。スバルのヴィヴィオ(元妻用)と、自分用のダイハツのミラかスズキのアルトかワゴンRのいずれかでした。
ヴィヴィオ以外は、時期によって乗っていた車が違います。事故や故障などで、数回乗り換えていたからなんです。
カーオーディオの取り付け
おそらく最初は、純正のカーオーディオ(カーオーディオと呼べるのかどうかは?ですが、ラジオだけのやつです)を、CDも再生できるものにしようと思ったんです。
ハーネスは車種別に専用のやつが販売されているので、それを利用して、オーディオ本体はオークションで手に入れました。五千円ほどだったと思います。
専用のハーネスのおかげで、それほど苦もなく作業は済みました。もっと手こずるかなと思っていましたが、案外楽に交換はできましたね。
これは、2台とも交換しました。
ブレーキパッドの交換
確かワゴンRに乗っていた時のこと。
ブレーキを踏むと、キーキーと音がするようになりました。しばらくそのまま乗っていましたが、だんだんと音が大きくなってきて、ちょっと恥ずかしいレベルに。
確認してみると、どうもブレーキパッドがすり減っている感じ。このままだと、ディスクに傷が入って、最悪交換しなければいけないらしい。
それだけは避けたいと、ブレーキパッドを購入し、自分で交換することにしました。
バイクでは、交換したことがありましたので、構造自体は同じだろうし、なんとかなるだろうと考えていました。作業自体は、特に困ることはなかったと思います。
ヴィヴィオのリアのブレーキシューも変えたことがあります。
ずっとユーザー車検をしていて、まともな整備をしていなかったせいもあると思うのですが、ブレーキをかけていないのに、タイヤがロックするようになったんです。
元妻がだましだまし乗っていましたが、さすがにヤバイなと思い、交換することにしたんです。
専用の工具もないし、初めてのことだし、バネがなかなかハマらないし、しまいにはバネが折れるしで、かなり苦労しました。きちんとできたのか、ちょっと怪しかったんですが、その後特に問題はなかったみたいでした。
しかしさずがにブレーキなので、のちに車屋さんにチェックはしてもらいました。
ウオーターポンプとタイミングベルトの交換(ミラ)
ミラに乗っていた時に、冷却水の減りが早く、漏れていたことがあったんです。
何が悪いのか、どこが悪いのか最初はわからなかったんですが、自分なりに調べていくと、どうやらウオーターポンプが悪いらしいということがわかったんです。それで、部品を購入して交換することにしたんです。
このミラも中古で、それもオークションで買ったものだったので、ウオーターポンプの交換をするなら、同時にタイミングベルトも変えようと思ったんです。
自分で変えれるのか?という思いがありましたが、ある程度、ネットで調べて、なんとかできるかも、まあやってみようと部品を取り寄せたんです。
結果は、我ながら、初めてにしてはスムーズにできたと思います。
タイミングベルトの交換(ヴィヴィオ)での大事件!
ミラでタイミングベルトの交換ができたのだから、ヴィヴィオのタイミングベルトも交換してみようとなったんです。
実は、走行距離が10万キロを超えていたので、気になっていたんです。
今はネットで調べれば、写真付きで詳しく解説してくれているサイトがあるもので(本当にありがたいですね)、そのサイトを参考にしながら作業をすることにしたんです。
部品を取り寄せて、いざ交換と作業を始めました。
一番苦労したところは、クランクプーリーを緩めることがなかなかできなかったことです。
専用の工具は持っていないし、あるサイトに『工具を噛ませて、セルを回せばいい』とあったので、この方法を試してみたんです。
しかし、手持ちの工具でうまく合う工具がなくて、どれを組み合わせてもしっくりいくものがなかったんです。数回やってみましたが、セルを回した途端、ガチャンと工具が外れて、一向にうまくいきません。
スピンナハンドル(ブレーカーバー)にエクステンションをかまして、ユニバーサルソケットをつけてなんとかまともにボルトと工具が合う感じだったんです。
でも、ユニバーサルだと頼りないし、ちょっと不安だなあという気持ちがありましたが、一度やってみようと、セルを回すと、力が入りすぎたのか、エンジンがかかってしまい、ヤバイと思ってすぐにエンジンを切りました。鈍り音とともに工具も外れて落ちていました。
不安は的中しました。
駆動部があるので、頼りないと思っていた17mmのハゼットのユニバーサルソケットは、見るも無残な姿に、おまけにKTCのスピンナハンドルは、駆動部が壊れて、再起不能に。とほほ(泣)。
やってしまった。
大事な工具を一瞬にしてダメにしてしまった。この時のショックは計り知れません。
頼りなくて不安な気持ちはありましたが、ここまで完膚なきまで破壊された工具を目の当たりにすると、しばらく動けませんでした。
しかしそのおかげ?で、クランクプーリーは緩みましたが、その代償はあまりにも大きかったんです。
タイミングベルトの交換自体は、ミラでの経験があったので、作業はそれほど戸惑うことなくできました。
それでも、交換後きちんとエンジンがかかるのかと不安はありましたが、無事にエンジンもかかり、一安心。
しかし、工具を破壊してしまったことだけが心残りであり、犠牲になってくれたことに申し訳ない気持ちです。ごめんなさい。
ファンベルトの交換
ヴィヴィオのタイミングベルトを交換した時に、ファンベルトも交換しました。なかなか作業するスペースがなくて、ちょっと苦労しましたが、なんとか完了。
これで、10万キロごえのヴィヴィオのタイミングベルトと他のベルト類(ファンベルト)の交換が終わり、これでベルト類の不安は解消されました。
まとめ
- バイク用に揃え出した工具
- カーオーディオの交換
- ブレーキ(パッドとシュー)の交換
- ウオーターポンプとタイミングベルトの交換
- ヴィヴィオのタイミングベルト交換で事件が
わたしは、何かをいじる時に全く何も経験がなくても、なんとかなるだろうと思うんですよね。全くの手探りだと難しいですが、調べれば何かしら参考になるサイトがあるんですよね。
そのサイトのおかげでやってみようという気が強くなるんです。まあ、ダメ元で、自分でいじりたい気持ちが一番なんですが、うまくいけば安くつく点もお気に入りです。
もちろん、自分なりに調べて、作業中にわからないところがあると、また調べてといった感じの作業になりますが、なんとか形にはなります。こんな感じでやってきています。
自分でいじると、より愛着が湧くという点もうれしいところですね。
今日もあなたが至福感に包まれますようにお祈りしております。
ありがとうございました。