今まで自分では合ってると思っていた漢字の書き順。
複雑な漢字なら、あれ?どう書くんだっけと迷うことはあっても、普段書き慣れた漢字に関しては、自信満々だったんです。
しかし、よくよく確認して見ると、そこには驚くべき実態が存在していたんです。
書き順とは?
書き順に関しては、小学生の時に、漢字を習う時に一緒に習ったと思います。でも、書き順って、多分テストでも出なかったし、それほど重視したこともないと思うんです。
だから、何となく雰囲気でとかで、自分の書きやすい書き方で書いている方も多いのではないでしょうか?
それでも、自分なりに書き順には自信があったというか、この書き方で間違いないと信じて疑うことはありませんでした。
ふと目にした驚き!
テレビで、書き順のクイズがやっていたんです。
何気無く見ていると、え?と思うことがあって、それは『馬』という漢字。
わたしは横、縦、縦という順番で書いていましたが、正解は、縦、横、縦だったんです。
『まさか!』
今まで信じていたものが崩れ去ったような、そんな衝撃を受けたんです。
そんな大げさなと思うかもしれませんが、書き順に対してのこれまでの自信が揺らいだ瞬間でした。
長年の慣れ
衝撃な出来事があってから、気をつけようと思いつつ、それでも長年の慣れのせいで、ついつい今までの書き順で書いてしまう自分がいました。
やっぱり書きづらいんですよね。
いくら正式?な書き順だと言われても、書き慣れないと違和感だらけなんです。
書き順なんて、違っていても特に問題はないし、今までのままでもいいのではという気持ちもあり、しっかり直そうという決意みたいなものはありませんでした。
気になった『飛』の書き順
そんな曖昧な考えのまま、しばらく過ごしていました。
ある時、『飛』という漢字を書く時に、どうもバランスが悪くなるなあと、書き順を間違えてるのかもしれないと調べてみたんです。
すると、やはり思っていたのと、違っていたんです。
あー、この字も書き順が違っていたのかと、もしかしたら、ほかにも自分の思っている書き順と違う漢字がもっとあるのかもしれないなと思うようになったんです。
間違いだらけの書き順
まさか今まで信じて疑うことのなかった自分の書き順ですが、調べていくうちに、書き順が違う漢字がわんさかと出てきて、その数に多さにびっくりしたんです。
一番驚いたのが、『希』という字です。
最初に『メ』を書いて、次に『布』という部分を書くんですが、わたしは横線から書いていました。でも、左への払いが先なんです。実は、『布』という字の大一画目が左への払いだったんですね。
もうね、全く書き順なんか関係なく、今まで自分の描きやすいように書いていたんだなと、この時納得しました。
この事実を知ってから、それでもにわかに信じ難かったので、『希』という字が名前に入っている人に聞いたんですが、自分の名前なのに、わたしと同じ布の部分は横線から書いてると言っていました。
自分の名前の漢字ですら、間違えているなんてと二度ビックリした次第なんです。
驚きと新しい発見
それからというもの、気になる漢字はその都度書き順を確かめるようになりました。
先ほどの『希』の中にある、『布』という字もそうですが、わたしは、この手の字はすべて横線からだと思っていましたし、そう書いていました。
例えば、『成』『皮』『有』『感』などですね。
『左』『右』に関しては、『左』は横線、『右』は左払いからですね。
でも、『友』『反』『圧』『在』『存』などの漢字は、横線が先なんですよね。
ややこしいですね。
この違いはどこからきているのかわかりませんが、その都度確認して、覚えていくしかなさそうです。
そのほかにも書き順を覚え違いしている漢字がたくさんありました。
ありすぎて、書ききれません(笑)。
いかに自分の都合のいいように、覚えていたのかが良くわかりました。でも、自分にとっては新しい発見なので、それはそれで楽しんでいます。
書き順をきちんと見直したいあなたへ
まとめ
- 書き順って必要?
- ふとした驚き
- 慣れはなかなか変えられない
- 『飛」のバランスが取れない!
- 書き順が間違いだらけ
- 驚きと発見
書き順なんて、気にしなければ全く問題はないはずです。そう、何も問題はないはずです。
でも、一応漢字ごとに決められた書く順番があるからこそ、そこは守るべきだと思うんです。
そんなしょうもないことに気を使わなくてもと、思われる方もいらっしゃると思います。
でも、そんなところが気になるのが、わたしなんです。
実にわたしらしいなあと自分でも思います。
別に人に迷惑をかけるわけでもないし、自分なりに書き順にこだわっていこうと思います。
ちなみに、『希』という字が名前にある主に、正式な書き順を教えたところ、「ふ〜ん、ずっと横線から書いてた。」と、全く気にするそぶりもなかったです。
間違いなく、今後も今までのまま、書き続けるでしょう(笑)
今日もあなたが至福感に包まれますようにお祈りしております。
ありがとうございました。