転職して、車がないと生活できない田舎に住んでいたことがあります。その時に中古の軽自動車を購入し、マイカー生活が始まりました。
それまでは、車の免許だけは持っていましたが、自分の車は持っていませんでした。レンタカーや、友人の車を借りてちょこちょこ乗っていたので、ペーパードライバーではありませんでした。
マイカーを所有して感じたことは、とにかく車は金食い虫だということ。
ガソリン代、オイル等の消耗品、車検、税金、保険など。
当時は貧乏生活の真っ只中だったので、なるべく出費を抑えようと、ユーザー車検を受けていたんです。
なるべく安く済ませたい
もともとバイクに興味があり、バイクも所有していましたので、ちょっとしたメンテナンス程度ならできましたし、多少の工具もありました。
所有していたバイクは、250ccだったので車検は必要ありませんでした。
しかし車はというと、必ず2年に1回は車検があります。
何も考えずに車屋さんに出すと、かなりの金額がかかります。それゆえ、なるべく安く済ませたいと思い、それならユーザー車検しかないと、ユーザー車検を受けることにしたんです。
とはいうものの、一度、ユーザー車検がめんどくさくなり、車屋さんに頼んだことがあったんですが、軽自動車で12万超えでした。
軽なら4万5千円ぐらいと聞いていたので、安心していたんです。
実際はあちこち部品を換えられて、まあ交換が必要と判断されたからなのでしょうが、しかもなるべく金額を抑えるため、中古の部品を使用していたのにも関わらず、この金額だったので、愕然としましたね。
無理にでもユーザー車検にしとけばよかったと、後の祭りでしたね。
ユーザー車検のメリットデメリット
ユーザー車検のメリットは、何と言っても金額が少なくて済むこれが一番です。
用紙代、検査料、重量税と、あとは自賠責保険料ですね。全部込みで3万円ほどで済みます。ちなみに軽自動車の場合です。
普通車の場合はもう少し高くなりますね。なるべく安く済ませたい方は、ユーザー車検が一番安いです。
もちろん、デメリットもあります。まず、めんどくさい。これにつきます。
車検場は平日しかやってませんから、サラリーマンなら仕事を休まないといけません。
わたしの場合は、夜勤のある職場だったので、夜勤の週の月曜日に、ユーザー車検を受けていました。
夜勤の仕事までに検査を受けて、夜仕事に行くというパターンで、それなら会社も休む必要ないですからね。
ユーザー車検前は洗車のみ
自宅からユーザー車検のやっている陸運局までは車で1時間30分ぐらいの距離でした。その途中で、コイン洗車で下回りを洗車して、陸運局に行くというのが、いつものやり方でした。
あとは特にこれといって点検等はしなかったですね。見るところといえば、ウォッシャー液、冷却水、ワイパーのゴム、ヘッドライト、ブレーキランプがつくかどうか、ぐらいですかね。
もちろん、オイル交換(オイルフィルター)は定期的に自分でやっていましたし、車検だからといって、特別に何かするということはなかったです。
ほんと洗車ぐらいです。
ユーザー車検の不合格と失敗
何回かユーザー車検を受けて、不合格になったときもありました。
一番多いのが、ヘッドライトの光軸のズレですね。
あとは、タイヤのバランスを取るためにホイールにつけているウェイトがホイールの内側の部品と干渉しそうなので、ダメだと言われたことがありました。
車屋さんでタイヤを交換してもらっていたから、なんら問題ないだろうと思っていたんですが、タイヤのバランスだけを見て、車に取り付けた後の確認がおろそかになっていたんでしょうかね?
その他の失敗としましては、ユーザー車検初心者の頃、よくわからまいままコースに入って、まごまごしていたら怒られたことがあります。まあ、当然ですよね。
わからない人には係りの人がマイクで案内してくれると思っていたんですが、そんなに甘くはなかったです。『案内が必要なら、最初に申告してくれ』と言われました。
ごもっともです。すみませんでした。
とにかくめんどくさい
ユーザー車検を受けていた頃のわたしは、借金も抱えており、家庭内にも問題があり、とにかく安く済ませたいという思いだけでしたね。
もともとなんでもいじるのが好きだったので、それほど苦にはならなかったです。とはいうものの、大して整備なんかしていませんでしたけどね。
自分で車を持ち込んで安くあげるのか?
お金を払って他人にお任せにするのか?
片方は安いけどめんどくさい、もう片方は高いけど楽という感じですね。
ユーザー車検を受ける人は少数派なのかもしれませんが、どうしても安く済ませたい方は、挑戦してみるのもいいのではないでしょうか。
とはいうものの、自分でやるのも自信がないし、きちんと見てもらいたいけど、金額が心配・・・。
というあなたは、割り切って、信頼できるところできちんと車検を受けた方が無難と言えるでしょうね。
まとめ
- 安く済むのが魅力
- メリットとデメリット
- 検査前の整備
- 検査不合格
- めんどくささより安さ
今は、転職して勤めていた田舎の会社もやめて、車も手放しています。そのため、自分の車は所有してないですが、訳あって、いつでも自由に使える車が手元にあります。
自分の車ではないので、この車をユーザー車検にというわけにはいかないので、車検は所有者の方にお任せしています。
ユーザー車検を経験してみて、確かに安くは済みますが、何度も言いますが、とにかくめんどくさいの一言です。
サラリーマンなら、会社を休まなければならないし、そこまでしてユーザー車検を受けるメリットがあるのかどうかですね。幸い、わたしは夜勤の週があったので、会社を休まずにできただけです。
自分で車を整備しているとか、時間に余裕のある生活をしているとか、そういった方にはいいかもしれません。
検査を受けるまでは緊張と大丈夫だろうかというドキドキ感がありますが、試験に合格した時の安堵感といったらもうたまらないです。
この感動する瞬間もメリットのひとつかもしれません。
今日もあなたが至福感に包まれますようにお祈りしております。
ありがとうございました。