不思議 考え方

目的がない人生では周りに流されて何も行動できない人生になってしまう

わたしはこれまで、ほんと何も考えずに生きて来ました。世間に流され、その日暮らしで、全く軸のない人生を送っていました。

ハッキリとした目的がないものですから、何をしても長続きせず、すぐにあきらめてしまっていました。


家庭内に問題が起こって、このままでは絶対に嫌だ!という強い思いが湧き上がって来て、それから自分の人生を取り戻そうと思えたんです。

やはり、何か目的や意思がないと行動できないし、長続きはしません。



他人任せの人生ではなく、自分の人生を生きて、楽しんで、幸せになりましょう。

ただ何となく

わたしは将来、何かになりたいとか、憧れの職業とか、そういったものは一切なく、ただ普通に働いて、生活していければいいと思っていました。


高校卒業後は、すぐに就職する気もなく、何となく大学に行けたらいいかなという気持ちでした。


当時の唯一の希望は一人暮らしでした。一人の空間で、自由に暮らしたいと思っていたんです。そのため、新聞奨学生制度を利用して、実家を出て、念願の一人暮らし生活を始めたんです。


予備校には通っていましたが、どうしても大学に行きたいという気持ちもなく、必死に受験勉強するわけでもなく、結局大学は諦めたんです。


結局、そのまま新聞屋さんでお世話になりながら、生活を続けていました。

結婚を機に

その新聞屋さんには10年ほどいました。


このまま、新聞屋さんに努めたままでは、結婚はできないかもしれない。

新聞屋さんのような、時間が不規則な仕事ではなく、就業時間が何時から何時までと決めっている仕事につきたい。そんなことを考えるようになっていました。



新聞屋さんにずっと務めているのは嫌だという気持ちはありましたが、ただ単に嫌だなあと思っていただけなので、なかなかやめる踏ん切りがつかなかったわけなんです。


そんな時に、結婚を考える相手が出来て、結婚してまで、新聞屋さんで働きたくないという思いがあったので、やっとやめる決断ができたんです。

いきなりのペット禁止

その後結婚して、二人だけで式をあげました。実は雑誌のプレゼント企画に応募して当選し、結婚式自体は、お金はかからなかったんです。そして転職し、遠く離れた山奥の田舎に引っ越したんです。



アパートでの生活がスタートし、1年ほど経った頃に子どもが生まれました。

生まれて1ヶ月も経たない頃に、阪神・淡路大震災があり、幸い、食器が割れたぐらいの被害で済みましたが、かなり焦ったのを覚えています。


その後、しばらく暮らしていく中で、上の住民の騒音問題なんかもあり、大家さんを交えて話し合いをしたこともありましたね。



当時は部屋の中でマルチーズを飼っていたんですが(入居する時にもちろん大家さんから了解を得ています)、大家さんからいきなり、「ペットは禁止にするから、処分するか引っ越して」と言われたんです。


驚きと、ショックで呆然となりました。何で急にそんなことになったのか、はっきりはわからないんです。

しかし、いきなりそんなこと言われても、近くに知り合いなんていませんし、だからといって、処分なんてできなくて、引越しを余儀無くされたんです。

田舎での生活

引越し先は、中古の一軒家。当時の会社の社長の、取引先の人の家が空いているからと紹介してくれたんです。



田舎なので、その地域に引っ越すということは、その地域の一員になるということなんです。田舎というのは、何もない時は全然何もないんですが、みんなで寄る行事ごとが割とあるんですね。田舎特有の付き合いというものです。

わたしは、そういったものに関しては、もともと嫌いだったので、この地への引っ越しは、ちょっと失敗したかなと感じていました。



引っ越した家は最初、賃貸として住んでいたんですが、突然社長から、今の家を購入するか、購入しないのなら、別のところに引っ越すように言われたんです。

また、突然の出来事です。突然だらけで、戸惑うことばかりです。



購入するなら借金しないといけないし、家がほしいわけでもないし、あまり乗り気じゃなかったんです。どうしようか、迷っているうちに早くどっちかに決めるようにと、そんな社長の勢いに負けて、購入することにしたんです。


家を持てば資産になるからと、同僚からも言われてましたが、家は資産ではなく、負債になると後で知って後悔しました。

その後は、田舎暮らし特有の付き合い、ボロ屋だったので、雨漏りの修理で借金が増加、家庭内不和、借金問題、会社内での人間関係の問題などと、どんどんストレスのたまることが増えていったんです。

強い思いのおかげ

今までのわたしなら、そのまま我慢して嫌々ながら過ごしていたと思います。


しかし、このままこの地で生涯を終えるのかと考えた時に、どうしてもそれだけは嫌だという感情があったんです。絶対それだけは避けないといけないという、本当に心の底から嫌だという強い感情でした。


これがお告げだったのかはわかりませんが、その気持ちのおかげで、優柔不断なわたしが珍しく行動できたおかげで、借金の整理、離婚、会社を退職、引っ越しと、苦しんできた問題に向き合えることができて、人生を一旦リセットすることができたんです。

まとめ

  • 何も考えず
  • やめるきっかけ
  • ストレス増
  • お告げ?


何も考えずに生きていれば、周りに流されてそのままになっていたと思います。

まったく自分の人生を生きずに、終えていたかもしれません。そして、死ぬときに、思いっきり後悔して死んでいたかもしれません。



人生を生きて入れば、何かしら自分の心の中での変化、やりたい気持ち、嫌な感情などを感じると思います。

そういった時に自分の気持ちに素直になって、人生を良い方向に進めていただきたいと思っています。



目的があれば、行動も伴います。


わたしも、時間はかかりましたが、これから第二の人生がスタートしたと思っています。

今後は自分の人生を、歩んでいきます。




今日もあなたが至福感に包まれますようにお祈りしております。
ありがとうございました。

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