ギターというものに興味を持ったのは、確か中学生の時。単に、弾けたらカッコいいなあという動機だったと思います。
音楽に興味があったとか、そういうことではなくて、ただカッコイイという憧れだけ。
弾けるようになりたいなあという、漠然とした思いを抱いていたんです。
身近な楽器に対する憧れ
特に歌が好きだとか、ミュージシャンになりたいだとかそういうことではなくて、単に弾けたらいいなあという、ごく小さな思いだったんです。
なんでギターだったのかと考えてみますと、手軽で身近な楽器だからだったと思います。
当時はフォークソングが全盛で、ギターを弾きながら歌っている歌手の姿を目にする機会も多かったんです。かっこいいなあと思ってたんです。だから、余計に頭に焼き付いていたのかもしれません。
クラシックギターに興味津々
フォークソングといえば、フォークギターが定番ですね。でも、わたしが興味を持ったのが、クラッシックギターだったんです。
それは、フォークギターは、ピックを使ってコードを鳴らすストローク演奏が主ですが、そうではなくて一音一音、指で音を出す弾き方がいいなって思ったんです。
もちろんフォークギターでもできますが、クラシックギターの方が、それ専門といった感じだし、まずやるならクラシックギターだなと考えたわけです。
まずは、近所の楽器屋さんで、数千円のクラシックギターを購入して、通信教育のギター講座にも申し込んだりして、弾き始めました。しかし、元来三日坊主の性格だし、長続きしませんでした。
高い目標があるわけでもなく、まして独学でやるとなると、なかなか続けることが出来ません。
そのうち、ギターも友達に貸してと言われて貸したまま戻ってくることなく、完全にギターから遠ざかっていきました。
フォークギターに浮気
ギターから遠ざかっていたとはいえ、完全に興味がなくなったわけではなく、憧れは常に持っていました。
高校を卒業してから、またギターをやってみたいという気持ちになり、今度はなぜかフォークギターを購入したんです。
クラシックギターで挫折したから、フォークギターならという気持ちもあったんです。とりあえず、ギターを弾けるようになりたいと。
長渕剛さんが好きだったので、その影響もあったと思います。
しかしまたしても、続けることができずに、そのうちギターも触らなくなり、埃をかぶることになります。
その後、結婚、転職、引っ越し、などを経験し、少し落ち着いた頃にまたギター熱が上がってきたんです。
埃をかぶっていたフォークギターを引っ張り出してきて、弾こうと思いきや、よく見ると長年放置していたそのギターは、ネックが曲がり、切れている弦もあり、ボディーのところにもヒビがあったんです。
弦を張りっぱなしだったのかもしれません。おそらくそうだと思います。
愛情を注がなかった分のツケがきたんですね。
それでも、なんとかまだ練習ぐらいならできるだろうと、弦を張り替えて弾こうとしましたが、ヒビのせいか、チューニングが安定せず、弾ける状態ではありませんでした。
ごめんなさい。
独学の難しさ
手元にあったフォークギターが使えないということで、それでもまたギターをやりたくて、ギターを探しました。
今度は、数千円のクラシックギターを、オークションで手に入れました。教則本とDVDも手に入れ、練習を始めました。
練習するもやる気があるのは、最初だけ。なかなか思うように弾けず、せっかくのやる気もそのうちなくなっていきました。
いつもの悪い癖ですね。
今なら、継続の大切さはよくわかりますので、当時の自分に喝を入れたいですね。
こうして、またまたやりかけてやめてしまったんです。ほんと情けない。
今の思い
自分が興味を持ったことなのに、継続できないなんて、どれだけ甘えた考えをしているのかと思います。
そんな過去があり、今です。それでも、今でもギターに興味があります。
数千円のクラシックギターは、実家に数年置きっ放しになってしまっているので、おそらくもう使えない状態だと思います。
今後の思いは、少しまともなクラシックギターを手に入れて、独学ではなく、ギター教室に通って習おうと考えています。
いつになるかは、めどはまだ立ってませんが、思いだけは抱いております。そして、老後の楽しみの一つに加える予定です。
まとめ
- カッコイイという憧れ
- クラシックギターに興味
- フォークギターに目移り?
- 続けることの難しさ
- 今後の夢
今思えば、ほんと何やってんだよと自分で思いますね。何回もチャンスがあったのに、きちんと継続さえすれば、ある程度は身についていたはずなのに・・・。
せっかく始めても、途中でやめたら、何にもなりませんよね。
『継続は力なり』という言葉の重みを十分に感じております。
できる範囲のことを、少しずつでも毎日続けて入ればよかったですね。
まあ自分のことなので、後悔しても仕方ないので、これからのことを考えて、前に進みたいと思います。
今日もあなたが至福感に包まれますようにお祈りしております。
ありがとうございました。