人は死ぬ時に、必ず後悔するそうです。
その中で一番多いのが、『もっと自分らしく生きればよかった』と思うことなんだそうです。
生あるもの、必ずいつかは死にます。
死ぬ間際になって後悔するぐらいなら、「あー!わたしの人生楽しかったあ!」って言えるぐらいの生き様を残したいと思うんです。
世間のレール上
正直わたしはな〜んにも考えなしにぼぅ〜っと、生きてきました。その日暮らし的な感じで過ごしてました。
高校卒業後は、早く実家を出て一人暮らしをしたくて、新聞奨学生制度を利用して家を出ました。
しばらく新聞屋さんでお世話になって、結婚を機に転職し、田舎の工場に勤務してました。
毎日会社優先の生活をして、
何のために働いているのだろう?
何のために生きているんだろう?
と、考えることが多くなりました。
でも、生活するためには仕方ないじゃないかと、半ばあきらめの気持ちもありました。
このままでいいの?
普段は仕事から帰ってきたら、バタンキューの生活。休日は疲れて、何もやる気が起きない。
会社も生活のために行ってるようなものだから、仕事に生きがいとかやりがいとかはありませんでした。
家族も子どもが二人いましたが、当時の妻とは冷めきっていて、ほとんど家庭内別居状態。
田舎に来たけど、やっぱり都会に戻りたいという気持ちもだんだん大きくなって来ていました。
ここでこのまま我慢しながら生活して、この地で死ぬのかと考えたら、無性に『それだけは嫌だ!』と強く思うようになってきていました。
自分らしく生きる
このままじゃ嫌だという強い思いが、なかなか行動しない自分を動かしました。
具体的なことは何も決まってはなかったんですが、とりあえず現状から抜け出したいという思いが強かったんです。
会社には、辞めたい気持ちを伝えました。
離婚は二人だと話にならないと思ったので、調停に申し込みました。
その結果、まずは先に退職が決まりました。
当時は、自分名義の中古の一軒家に住んでいましたが、会社を退職してそのままひとり、とりあえず実家にお世話になることにしました。
そして会社を辞めて、3ヶ月後に離婚が決まりました。
正直、かなり長引くと思っていたのですが、早めにケリがついてホッとしました。
現状を変えたいという思い、このままじゃどうしても嫌だという強い思いだけで行動した結果です。
縁もゆかりもない土地へ
わたしは、自分らしく生きるために、離婚と退職を選びました。
家族も、仕事も、家も手放して、自分の思いを通しました。
もしあのまま行動に移さなかったら、今頃この世にいなかったかもしれません。借金も抱えていましたし、精神的にかなり参っていましたから。
自分が望んだことですから、もちろん後悔なんてしていません。
その後は、しばらく実家でお世話になってから、ひとり見ず知らずの、何の縁もゆかりもない土地に引っ越しました。
当時まだ無職だったので、こんなわたしでも、部屋を貸してくれるところが見つかったので、そこに引っ越すことにしました。
考えると、人生って面白いですね。
まさか自分がこんなところに住むなんて、今でも、考えたら不思議だなあと思えるんです。
いつ死んでもいい
今は、理想の人生を求めて生きてます。幸せです。
あの時、行動してよかったとほんとに思っています。
当時の自分に、よくやったと言ってやりたいです。
会社勤めをしている時は、おそらく生気がなかったはずですし、いろいろ問題もあり、最悪のことも考えたこともありましたからね。
こういった経験も、自分の人生にとっては貴重な財産になりますから、全く後悔はありません。
今はいつ死んでもいいように、『今を生きる』ことにしています。
今、この瞬間を生きるという熱い思いで、死ぬときに後悔しないように、日々過ごしてます。
この世は目に見えている世界だけではない!?不思議な体験を通して、本来の世界が垣間見える!
まとめ
- 世間のレール
- 違和感を感じる
- 自分らしく生きたい
- まさかの土地へ
- 今を生きる
何もサラリーマンが悪いと言ってるわけではありません。わたしには合わなかったということです。
せっかくこの世に生を受けて産まれてきたんですから、自分の思うように生きたいと思ったんです。
会社に縛られる生き方はしたくないと。
世間からしたら、常識外れだと思われるかもしれませんが、わたしは自分の人生を生きることを選択しました。
あなたも、世間に流されず、それぞれの理想の人生を歩んでいただきたいと思います。
最後に、アメリカの実業家で、アップル社の共同創業者のスティーブ・ジョブズ氏、2011年10月5日(享年56)の言葉を紹介します。
『自分もいつかは死ぬ。それを思い出すことは、失うものなど何もないということを気づかせてくれる最善の方法です。』
今日もあなたが至福感に包まれますようにお祈りしております。
ありがとうございました。